高速道路規制業務
■高速道路の車線規制業務とは■ 
 
  道路の安全維持のために行う工事や調査や点検などで本線車線上で作業を行う場合、作業現場に車が突っ込んでこないようにするために、標識車(大きな矢印の電光看板を搭載した黄色のトラック)や、カラーコーンや矢印板などの規制資材を設置して車線を塞いでしまうことを「車線規制」といいます。高速道路でこの規制作業を行う場合、警備業者が規制作業を実施しております。兵庫県内には平成26年現在、500社ほどの警備業者がありますが、高速道路の車線規制業務の実績を有する警備業者(以下「規制業者」という)はわずか10社足らずです。

業者数が少ないのには理由があります。

1つ目の理由は、高額な初期投資額にあります。高速道路の車線規制を行える装備を搭載した標識車などの規制車両は1台500万円以上の高額で、最低でも2台ないと車線規制は実施できません。規制資材についても1式分だけでも300万円以上となります。もちろんそれらの保管場所の費用についても必要となります。

2つ目の理由は、高度な技術と知識の習得が必要なためです。時速100k前後のスピードで多くの車が走行する高速道路の車線を、いきなり一つ塞いでしまうわけですから、危険極まりない作業となりますので、安全性・正確性・スピードの全てにおいて、それ相応の技術や知識が必要となります。

スピードだけ見ても、例えば3kmを車線規制する場合、技術のある規制業者なら30分で規制設置完了し、45分で規制解除完了できますが、技術の無い会社であれば3倍以上の時間を要します。通常、工事等のための道路使用許可時間は8時間なので、技術の無い業者が車線規制を行えば、規制時間だけで半分の4時間もかかることになります。。
そのような理由から新規参入が難しい業務であるため、規制業者数が少ないのです。また実績があっても、前述したような高度な技術を有する規制業者はさらに限られ、県下では当社を含めても3〜4社しかないのが実状です。

しかし、高速道路は安全管理を怠れば、中央自動車道でおきたトンネル崩落事故を見てもわかるように、大事故に繋がるため工事や調査や点検は年々需要をますばかりです。しかし工事等を行うべき建設業者は、23年頃から極端な人手不足に陥り、受注すら満足にできない状況にある業者が少なくなく、規制業者に至ってはさらに深刻で、規制業者が確保出来ないために工事が出来ないというケースも25年秋頃から急激に目立つようになりました。より多くの技術者を確保したり、効率化を図るなどして、発注される業務の全てに対応していかなければ、道路上の危険を放置してしまうことになりますので、より一層の改善と努力が必要な業務であると言えます。

       
 
■当社における高速道路規制業務の現況■
 
  当社の創業は昭和52年ですが、高速道路規制業務は平成14年に初めて参入しました。前述したとおり新規参入の難しい業種ですので、開始当初は試行錯誤の連続でしたが、当時の経済不況の影響で、若い優秀な人材が容易に確保できたこともあり、比較的短期間で必要最低限のレベルに達することができましたが、会社として十分なノウハウを蓄積するまでには5年の歳月を費やしました。開始当時5名しかいなかった高速規制員も、26年6月には45名にまで増え、そのうち21名が責任者をできるレベルにあります。

現在も常に、技術向上のための教育訓練や、効率向上のための車両や資材の改良を行っておりますので、安全性・正確性・スピードの全てにおいて、発注者様より高い評価を頂いており、また礼儀教育も徹底して行っていますので、100%のリピート率を誇ります。
当社の請負料金については、単価としては他社より高いこともありますが、合計的には他社より安くなる場合がほとんどです。なぜかと言うと、当社のように高い技術を持つ規制業者は、少数精鋭で必要最小限の人数で規制作業を行います。しかし、技術を持たない業者は、単価は安いかも知れませんが、技術を人数でカバーしようとするため、いたずらに人数を増やして請負うことが多く、結果的には高くなっているのです。
さらに加えて言うと、技術を人数でカバーすることはできない業務ですから、単価が安いという理由だけで業者を選定すると、安全性・正確性・スピードそして料金の全てにおいて満足することは無いでしょう。
技術が確実に安全と社会貢献に直結する仕事であることに、当社の高速規制員は誇りを感じ、さらなる技術向上に向けて日々淡々と努力をしております。
   
       
       
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